
小学校入学を控えたお子さまを持つ家庭にとって、「ランドセル選び」は一大イベントです。
数年前までは赤と黒のシンプルなデザインが主流でしたが、近年ではカラーバリエーションや素材、機能性が飛躍的に進化し、選択肢も非常に豊富になっています。
しかし、選択肢が多いぶん、どのランドセルを選べばよいのか迷ってしまうのも事実です。この記事では、ランドセルを購入するうえでのポイントや種類、選び方、タイミングなどを詳しくご紹介します。
■ ランドセルを選ぶうえで重視したいポイント
まず大切なのは、「6年間安心して使えるかどうか」という視点です。小学校生活の中で毎日背負うアイテムだからこそ、耐久性や背負いやすさ、保証制度などをチェックすることが重要です。以下の項目は最低限確認しておきたいポイントです。
- 耐久性:人工皮革やクラリーノ、牛革など、素材によって耐久性が異なります。耐水性や汚れへの強さも含めて検討しましょう。
- 重さと背負いやすさ:軽量でありながら、肩や背中への負担が少ない設計のものが理想。フィット感を確認できる試着が有効です。
- 収納力:A4フラットファイル対応サイズが主流。ポケットの数や開閉のしやすさも実用性に直結します。
- 保証制度:6年間保証がついているか、修理体制が整っているかを確認しましょう。
■ 素材別の特徴と選び方
ランドセルの素材には主に「クラリーノ(人工皮革)」「牛革」「コードバン(馬革)」の3種類があります。それぞれに特徴とメリット・デメリットがあるため、家庭のライフスタイルや予算に応じて選ぶと良いでしょう。
- クラリーノ(人工皮革):軽量でお手入れがしやすく、カラーバリエーションも豊富。価格も比較的リーズナブルで人気があります。
- 牛革:しっかりとした質感と高級感が魅力。多少重さはありますが、耐久性に優れ長く使用できます。
- コードバン:ランドセル素材の中で最も高級とされ、光沢のある美しい仕上がり。価格は高めですが、所有感を満たしたい家庭にはおすすめです。
■ デザインやカラーのトレンド
ここ数年、男女ともに「好きな色で選ぶ」傾向が強まっています。従来の赤・黒に加えて、パステルカラーやアースカラー、メタリックカラーなどバリエーションが拡大。刺繍やステッチ、金具のデザインにも個性が出てきました。
ただし、6年後の好みの変化を想定しすぎて無難な色を選ぶのではなく、“今の自分らしさ”を大切にした選択を尊重する家庭が増えています。子どもと一緒に楽しみながら選ぶプロセスも、家族の大切な思い出になるでしょう。
■ 購入時期と予約のタイミング
ランドセルの購入時期は年々早まっており、「ラン活」とも呼ばれるようになりました。人気ブランドや限定モデルを狙う場合は、年長の4〜5月には検討・予約を開始するのが一般的。特に工房系メーカーは受注生産のため、早めの行動が必須です。
店頭での試着や展示会への参加を通じて、背負いやすさや見た目の好みを実際に確認すると安心です。また、オンラインでの比較検討も便利ですが、最終的には実物を見て選ぶのが理想です。
■ 注目ブランド:フィットちゃん
ランドセル選びで多くの家庭に選ばれているのが、フィットちゃんです。国内生産にこだわり、40年以上の実績を持つブランドで、機能性・デザイン性・価格のバランスが非常に優れています。
フィットちゃんの特徴は、子どもの体にやさしくフィットする「立ち上がり背カン」や、肩ベルトのクッション性を高めた「楽ッション」構造。また、暗い道でも安心な反射機能「安ピカッ」など、安全性にも配慮されています。
さらに、200種類以上・100色以上の豊富なラインナップがあり、男の子向け・女の子向けともにデザインの幅が広く、子どもの「好き!」がきっと見つかります。価格帯も5万円台からあり、コストパフォーマンスの高さも魅力です。
■ まとめ:ランドセル選びは「子どもとの対話の時間」

ランドセルは単なる“通学カバン”ではなく、これから始まる6年間の学びの象徴であり、家族の思いが詰まった特別なアイテムです。「どんなランドセルにしようか」と子どもと一緒に考える過程そのものが、入学への心の準備にもつながります。
機能性や予算ももちろん大事ですが、子ども自身が気に入ったものを選ぶことが、6年間大切に使い続ける第一歩です。ぜひ家族みんなで話し合いながら、納得のいくランドセル選びを楽しんでくださいね。













